例えば教室の席順。例えば「し」と「す」で続く名字。例えば…屋上のグラウンド。誰よりも近くにいるのは自分だと思うのは自惚れだろうか。言葉で表すことが難しくても、背中越しの熱や交わす視線で重なる想いは確かにある。全てを理解し合うことはできないけど、あいつも同じように思っていたらいい。
君の傍
(キャプテンとマネージャー)